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確定申告を忘れた・提出期限が過ぎてしまった方必見!やるべきことを足立区の税理士が解説

  • hsatou0
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

 「うっかり確定申告を忘れてしまった…」

 そんなとき、焦りますよね。でも大丈夫。確定申告を忘れたとしても、落ち着いて対応すれば問題は最小限に抑えられます。今回は、確定申告を忘れた場合にどうすればいいのかを、わかりやすく解説します。

目次

1. 確定申告の期日をおさらい

2. 期限を過ぎたらどうなる?事業者特有のリスク

3. 忘れてしまったときの対処法【今からでもできる!】

4. 終わりに


1.確定申告の期日をおさらい

確定申告を忘れた!

 個人事業主の[所得税]確定申告期限は、毎年3月15日まで(※休日の場合は翌平日)です。[消費税]確定申告期限は、毎年3月31日まで(※休日の場合は翌平日)です。

 この日までに「所得税の確定申告書」、「消費税の確定申告書」、「青色申告決算書(または収支内訳書)」などを提出し、納税を完了する必要があります。


 

2.期限を過ぎたらどうなる?事業者特有のリスク

確定申告を忘れた!

① 無申告加算税が課される

期限までに申告しないと、本来の税額に対して5%〜25%の無申告加算税が発生します。

税務署から指摘を受ける前に自主的に申告すれば、加算税は軽減されることがあります。


②延滞税も発生

申告・納税が遅れると、延滞税(年度により異なりますが令和7年4月時点では年2.4%となっております。)も加算されます。

時間が経つほど負担は大きくなるので、早めの対応が重要です。


③青色申告の特典が受けられない可能性も

青色申告特別控除(最大65万円)は、期限内申告が条件です。

遅れてしまうと、控除が減額される、または適用されないこともあるので要注意です。

 

控除の差で、税額がこれだけ変わります

課税所得(青色適用前)

青色65万円控除あり所得税額

控除なし所得税額

所得税の差

500万円

約44万円

約57万円

約13万円

※住民税にも影響が出るため、トータルではさらに差が広がります。

 

【青色特典を失うとどうなる?】

  • 赤字の繰越(最長3年)ができなくなります

  • 家族への給与(専従者給与)を経費にできなくなります

  • 30万円未満の資産を一括で経費化できません

→「うっかり忘れ」で、これらがすべて使えなくなるのは大きな痛手です。

 

 

3.忘れてしまったときの対処法【今からでもできる!】

確定申告を忘れた!

①まず、どれくらい遅れているかを確認

確定申告の期限は通常、翌年の3月15日までです

この期限を過ぎた場合でも、「期限後申告」として提出することができます。

遅れた日数に応じてペナルティが変わります

  • 申告期限を過ぎたが、すぐに提出する場合 → 軽いペナルティで済みます

  • 税務署から通知が来る前に自主的に申告する → 加算税が軽減されます

  • 税務署に指摘されてから申告する → ペナルティ(無申告加算税、延滞税)が増えます

 

②「期限後申告」はどうやる?

やり方は通常の申告と同じです。

国税庁のe-Taxや、紙の申告書を使って申告します。

ただし、申告が遅れている場合は延滞税無申告加算税がかかる可能性があるため、早めに提出した方が安心です。

 

③還付申告なら5年以内ならOK!

「払いすぎた税金を取り戻す」ための申告(還付申告)の場合は、5年以内なら提出できます。「申告を忘れてたけど、還付されるはずだった!」という方は、今からでも大丈夫なので、ぜひ手続きしましょう。

 


4.終わりに

確定申告を忘れた!

①どうしても間に合わない・わからないときは?

  • 迷ったら、すぐに税務署に相談をしましょう。

    状況によっては、事情を考慮してもらえる場合もあります。

  • また、税理士に依頼すれば、申告のやり直しや修正申告のサポートもしてもらえます。

 

②今後のためにやっておきたいこと

  • スケジュール帳やアプリに「申告期限」を登録しましょう

  • 会計記帳は毎月コツコツ(クラウド会計が便利!)行いましょう

  • 忙しい年は、早めに税理士に依頼しましょう

 確定申告は、事業者にとって「信用」にも関わる大事な手続きです。忘れず・遅れず・きちんと対応していきたいですね。



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北千住税理士事務所では皆様の期限後確定申告のお手伝いをさせていただきます。

まずは、下記赤色のボタンより無料相談、お見積もりの連絡をお待ちしております。

参考までに具体的な申告料金表も掲載しております。

確定申告料(税抜)



年商

所得税申告

消費税申告

500万円未満

70,000円

30,000円

1000万円未満

80,000円

40,000円

2000万円未満

100,000円

50,000円

3000万円未満

120,000円

60,000円

4000万円未満

140,000円

70,000円

5000万円未満

150,000円

80,000円

5000万円以上

別途相談

別途相談




記帳代行料



月100仕分け未満

5,000円/月

(1年分の場合は60,000円/年となります)

月100仕分け以上

5,000円/月+10,000円/月(100件毎)




ご相談の方は以下よりお問い合わせください。

初回は相談無料となります。


※上記記事は令和7年4月時点の情報に基づいて記載しております。

※上記記事は一般的な内容を記載しているため判断の際は専門家へのご相談をお願い致します。







 


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